お盆から大会が続き、久々に全学年で練習が出来ました。

全員参加のシート打撃

この練習は全員が上手くなるための練習の1つです。
この日は、
3年生・・・投手VS打者、打者フォームチェック
2年生・・・野手、守備 投手、TR
1年生・・・走塁
に分かれて集中的に行いました。

各コーチ陣と卒業生も参加してくれ、各パートに担当がつき細かく選手へ課題をアプローチすることが出来ました。
必ず遠目から全体を見るよう心掛けています。スピード感・集中度かつ全体の雰囲気を把握し、「理解度」「チャレンジ度」「個人の足りない項目」「チームバランス」を冷静に判断るには最も効果的な練習であるとも言えます。

全員参加というところに意図があります。
例えば・・・
走塁をしていても、守備の知識や理解度は上がります。
プレーすることだけが上手くなる要因ではありません。
「順番待ち」なのか「待機中」なのか・・・。
「無難」にプレーするのか、「知ったことを試す」のか。
アンテナの張り方ひとつで、各個人のレバルアップが大きく変わります。
やはり3年生は3年生です。
2・1年生と比べ、コーチ陣との会話の機会が断然に多かったです。
「何をすべきか」をしっかりと認識している証拠です。
自ら懐へ入っていき、質疑・修正・確認を行っていました。
指導者は全選手に公平です。
しかし必ずしも平等であるかどうかは自分次第。
平等は与えてもらうのではない、そのキッカケを掴むかどうは自分の考えや意志に基づく行動次第です。
上(高校以上)で活躍するための秘訣です。それは社会でも同じです。
その部分に気付いてほしい・・・。
この練習をしていて、いつも思うことです。


この日、先日引退した青柳君が来てくれました。
選手たちが大会運営の合間に、感謝の意を込めて、ささやかなお疲れ様セレモニーを行ってくれました。サプライズ成功しました(笑)
彼からも選手たちにサプライズをいただきました。
「これから定期的に子どもたちへ指導にあたらせてください」と申し入れがありました・・・。
早速、3年生打者へ対し、トスを上げたり打席での考え方をアドバイスしてくれていました。
また歴代NO1内野手の卒業生も、「守備はoutにしてナンボ、攻めてOUTを取りにいこう。無難ばかり選択せず攻めろ」と。
2年生内野手に厳しいアドバイスをしてくれていました。

彼らは今もホーム球場に慣れないようで・・・
度々当時のエピソードを待機室で話してました。
球場全体の質だけでなく、トイレや待機室ひとつにしても、「あり得ない」を連呼しています(笑)
創設時を知っているからこそ、また甲子園やプロの世界も知っているからこそ、「到達地点」も知っています。
またY・N両新コーチも同じくです。
外から見た是正ポイントや正しい判断をしてくれています。
何より頼りになる存在です・・・。