本日の地域清掃をもちまして2019年の活動が終了しました。

今年の収穫も、やはりこれ。

皆が大きな怪我や病、事故もなく「健康で元気に過ごせたこと」

これに勝るものはありません。


今年も振り返れば・・・
在部生・卒業生ともに喜怒哀楽、色々なことがありました・・・

(春)
・3年生が強化遠征試合を機に、漢になり始めました
・有難い出会い、20名の1年生が来てくれました
・中学からの予定通り順調に、晃大が大学で開花し始めました


(夏)
・強化遠征試合に行けなかった2年生、そんな彼らが大会優勝をやり遂げたこと
・意地を見せてくれた3名、仙台コボスタにおける激闘の決勝戦
・3年生の強化遠征試合、記憶に残る試合

(秋)
・ゴン太の右方向弾丸ライナーHR
・最後の神宮第2球場にて東京組2人の躍動
・1年生の必死のパッチの全員野球
・昴樹の現役引退

そして今(冬)
・諒が野球を職にできたこと
・部長timeの安定
・小学部、初試合


しかし以下が今年の一番の成長だと思います。

「個人練習の質と量の充実」


日本人の特徴は、「こなす」が得意で、「創造や個性主張」が苦手です。
なので、個人練習ができない選手がとても多いと感じています。
与えられることがなければ、動けない。
そんな選手が多いからです・・・。
しかし、その要因は子どもたちではなく、「勝手都合を優先し考えさせない指導」の弊害とも言えます。


ランニングを率先する者
打ち込む者
身体のバランスを整えるもの
捕り込む者
投げ込む者

54名全員が、それぞれの考えや意図をもち2時間を過ごせるようになったこと。
各スペースにて取り組むその姿は、いつも使用している球場が良い意味でとても狭く感じました。

成長を感じたと同時に、とても嬉しく感じました。

この時間が「個人の成長の幅」を決めるからです。
このままシーズンへと向かってくれたら・・・
来年も有意義なシーズンとなるに違いありません。


一方、心配ごとも通知簿を通じ出てきました。
評定の成績がどうこう、テストの点数がどうこう、真面目さがどうとかではありません・・・。
そんなことより大切なものがあります。

それは、

「生き方や漢としてどうあるべきか」

秋から心配していた懸念。
この改善点が必要な者が数名おります。(特に1年生)
しかしそれも中学生。
許容範囲であり、みんなが通る道です・・・。
気付いてくれたら有難いです。

改善が必要な選手には本日個別面談を行い伝えさせていただきました。。

〇物事を己の勝手な解釈で、何でも必要・不必要で仕分けしないこと
〇結果ではなく成果が大切、何事にも全力で挑戦すること
〇野球が上手いどうこうは、世の中では何の関係もなく、意に介さないということ
〇勝負事を預けてもらえる自覚と人間力、また仲間が納得してくれるには何が必要か?
〇偽って良い子ちゃんを演じても、それはここ一番では通用しない現実が待っている。裏と表の2面性を持つのは大人になってから。

各家庭、こどもたちへご確認をいただき、今後の指導のお力添えをよろしくお願いいたします。


来年、歩んでいく進むべき方向性が決まりました。
環境面を含め、新たに創りたいと思います。


皆様のご協力、ご尽力にて本年も無事に終えることができました。
本年もお世話になりました。

ありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。