参加させていただいている大会、予選リーグが佳境となってきました。

たまたま投手と野手が上手く噛み合っている状態のときは、大差が付く試合展開となり、大味な内容かつあまり重圧がかからない試合となります。
まさしく今回の予選リーグは、そういった流れの試合が多くあり、各選手の「今の真の力」が見えない日が続いていました・・・。

「勘違い」と「思い違い」

それが最も成長の幅を妨げる要因となりますので、正直なところとても困った日が続いていました・・・。

私の頭の中では、各個人に対しその姿のイメージが出来ていましたし、日々、選手たちにも伝えていましたが、そこは中学生。
実際に体験してみないと、日々伝えられていることと合致しないという難しさもあります。


日曜日の試合は、その絶好の機会であったと思います。

思っていたよりここ一番粘れない・・・
自分のことだけを優先し下級生を助けてやれなかった・・・
練習の意識の基準を変えないといけない・・・

特にセンターラインや、途中出場のメンバー、1年生のバッテリーには貴重な経験となったはずです。



君たちと私が望んでいる野球は、「スポーツの野球」ではなく、「勝負事の野球」です。
毎回勝つことを目標に全力を尽くすことは、野球選手として必須です。
しかし、勝つためだけを優先するときと、そうでないときがあります。

真の姿を見せたとき

真の自分の力に気付いたとき

上手くなれる機会、強い選手になれるタイミングを活かしてください。
私もぬかりなく仕込んでいきたいと思います。

目標としている、試し合い(試合)へ向けて・・・