8期生へ

3年間お世話になりました。
お疲れ様でした。

振り返れば・・・
早かったようで、濃密な3年間でした。

エピソードは、この代も盛り沢山あります・・・。

どうなることかと感じた、1年生。
自分たちの勝手な価値観を優先し叱られた、2年生。
なんやかんやで最後に意地を魅せた、3年生。

ベストゲームは、某大会の準決勝ではないでしょうか・・・。
仇や仇討ち、そういうのではないけれど、ただただ仲間の無念を晴らすため一丸となってくれたこと。
自分を優先せず、「何とか仲間のために」
君たちのそんな気持ちが、私は何より嬉しかったです。


私からの願い、いや、希望がひとつあります。

君たちの良いところ
それは「我慢強さ」です。
それは目を見張るものがあります。
一方、君たちに必要な要素
それは「他人の立場になって人の気持ちや感情を読み取ること」です。

決して自己中心的な言動や行動を取ろうとしていないことは、君たちの人間性が示しています。
そのことは私だけでなく、指導者一同、充分承知しております。

しかし、他人(ファミリー外)にはそうはいかない・・・。

自分がどうじゃないんよ・・・

他人がどう感じているのか・・・

この先、野球を続けていくために、またひとりの大人へと成長していく過程の中で、
君たちには「察する感性」が必要です。


それは人の目を気にする現代的な問題とは違います。
「人の心を見つめることができる」
そんな漢に成長して欲しいと願っております。

持ち前の我慢強さと、心の優しさを兼ね備えた漢になって、我が家(グラウンド)へいつでも帰ってきてください。



今年は、コロナ感染予防のため大人数での食事会はできませんでした。
毎年恒例の「壮行会」の焼肉に招待できずで・・・

それがとても心残りです・・・。

3年後、また全員揃って「お疲れ様会」やりましょう。


ありがとう 16名