梅雨が終わる頃、今年も嬉しい時期がきました。
それは卒業生たちとの近況のやりとりです。

元来、ウチのタイプは高校野球では晩成型(2年秋か3年春から)が多いのですが、
今年は1・2年生の下級生時からメンバー登録されている割合が、例年以上に高くなっております。

「ご縁をいただけるまでの過程(2年間)」
「望まれたところへお世話になること」

私自身、その意味や大切さを改めて身に染みて感じております・・・。


ここ数回の平日練習時、電話が良く鳴ります。
携帯電話の着信時画面、「公衆電話」の表示。
今の時代で「公衆電話」は彼らしかいません(笑)
おそらく、私が電話に出れる時間を選んでかけてきてくれているのだと思います・・・。
次に公衆電話を使うのを待っている他の選手がいること、カードの残度数が気になってしまうので・・・。
どうしても、短いやりとりにはなりますが、とても嬉しいひと時です。


毎年、卒業生たちの注目選手的な取り上げ方、または特集の記事を拝見しております。今年は初めての選手宣誓もありました。
今回、少し違ったかたちの特集記事があり、山口県の方からいただきました。

少しワルの部分が誇張されている部分はありますが・・・
確かに「やんちゃ坊主」には違いありません(笑)
しかし、当時から私は彼のことを、「今の時代には珍しいナイスガイ」だと思っています。
その部分を共感してくださった先生方には、感謝しかありません・・・。

今、思い出せば・・・
この代の苦しいときは、悠太やケインでなく、いつも卓が決めてくれていました。
本当のカッコ良さを教えてくれた先輩、寄り添い見守り続けてくれた先生方へ、恩返しすることはただ1つ。
次は、また違う特集をしていただけるよう、ここ一番で活躍してほしいです。
素敵な夏になることを祈っております・・・。