http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130606-00000501-sanspo-socc

サッカー日本代表が、W杯出場を決めました。
昨日行われた会見での、本田選手の言葉に共感しました。
TVのニュースのコメントを聞くと、
「日本人はもともとコミュニケーション能力は持っている。だから、 ”まとまり” というものは既に出来ています。ただ、これでは世界では勝てない。勝つというのは優勝すること。勝つためには、シンプルに”個”のレベルを上げないといけない。最後の1対1の場面では、結局 ”個” ですから。」
こういった内容のコメントでした。


我々、野球も同じです。
戦術やフォーメーションやサインプレー、「個の力」以外の要素も試合で勝つためには、もちろん大切な要素です。
しかし、最後は「個の力」。

シンプルに、
・投手vs打者
・打者vs投手
ここで、いかに相手を上回れるのか・・・。
これが非常に大切です。

なぜウチは、個人能力を上げる練習メニューが多いかを、選手達にはよく考えて欲しいと思います。
また全体練習としては、守備や走塁を日々勉強し、習得しています。これは知識として必要だからです。
その結果、試合では割と自分達のペースで野球が出来ています。
「まあまあ勝っているからイケてる」という感覚があったとすれば、これは大きな間違いです。
これはあくまでも組織プレーでの結果。

好投手をどう打つか。
好打者をどう抑えるか。

ここに拘りを持って欲しい。

次のステージに上がった時には、またイチからの組織プレーです。
勝つために、どういった野球をするのか = チームカラー
その際、始めの段階でモノを言うのは、結局「個の力」。
まず、ここが抜けてるか抜けていないか。
ここが非常に重要です。

自主練習は、「個の力」の能力を上げることを意識して、取り組んで欲しいと思います。