http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130904-00000220-sph-spo

世界一は本当に立派であり、素晴らしいことです。
金メダルは一生モンに間違いありません。
ただ金メダルを取れるような選手だけに、この一件が残念でなりません。

「その場に居た。自分は殴っていない。暴行を止めれなかった。」

名門大学柔道部の主将が・・・。
20歳を越えた、もう大人やのに。この発言にショックを受けました。
度重なる高校野球(16歳〜18歳)の不祥事や事件、昨今学校で起こるいじめ問題にも、変に納得してしまいます・・・。
いつもこういう不祥事や事件があった際に思うことが、ある意味彼らも被害者だということ。
なぜなら、彼らはプロではなく学生だから。
本当に未熟なのは、選手達を預かっている側の大人ではないのでしょうか・・・。
選手達は勝利主義だけに向き、それだけに捉われているのではないだろうか・・・。
大人の都合の影響は無いのだろうか・・・。
本当の教育を受けてきたのだろうか・・・。
「言わなくても分かってるやろう」と思う事が、今の若い世代や子供達は、分かっていません。というか知らないのです。
だから伝えて、教えていかねばなりません。


競技生活を終えた時に、
何が残るのか。
何を得たのか。
人間としてどう成長したのか。
これが次の一般社会で必要となってきます。
競技生活よりも、その後の人生の方が長いのだから・・・。

「ウチの3年間の生活で、強い男になったらええんよ」
私が尊敬する監督さんの、言葉です。
この言葉の意味を、日常考えさせられます。
難しく、奥深いです・・・。

生涯スポーツではなく、競技スポーツを選択しているわけだから、
勝利主義になるのは当然です。
ただスポーツにおいて、「一番大切なもの」が、
何か置き去りになっているような気がしてなりません・・・。