本日から平日練習はシーズン形式です。
3月のバッティング練習は「重ボール」対応。
ガンガン打ち込んで下さい。

3年生は午前中の授業で終わりの者が多く、2・1年生より早めに集合しました。各自の課題、準備・調整も兼ねているので。

練習が始まって1時間、ちょうどノックを打っていると・・・。
ライトの奥から、白ジャージの小さい姿が・・・。
まさかの、ヤマユウ登場。
姿を確認した瞬間、
「コイツ、学校サボりやがって・・・」
正直、そう思いました。

「こんにちは。」
「どないしたん?学校は?」
「テスト最終日でした。学校早く終わったので。練習やってるし来ました。」
「君達16:30以降やろ?先に3年生やで。」
「そうなんですか。アップしてノック入ります。」

そそくさとジャージを脱ぎ、ランニングへ。
彼は、全く私の話を聞いていない(笑)
「練習やっているから来ましたよ。何か?」そんなノリです。
というより、3年生の練習の雰囲気に物怖じせず入っていくことは、普通は難しいと思います。
でもそこが、彼の良さです。

「野球に階級は無い。無差別級や」と、常々選手達に言っています。
絶対に大きい方が有利です。
では小さい選手は野球できないのか。
いいえ、それは違います。
小さい選手にしか出来ないことがあります。それを極めたらいいだけ。
「小さいから何やねん。大きい奴に負けてたまるか。」
そういった心意気や負けん気が、非常に重要です。
逆に言えば、このメンタルの部分がないと、小さい選手が生き残っていく道は厳しい。
実際に私も中学当時小さかったので、彼の気持ちは良く分かります。

心意気は評価します。
学校での態度、左打ちへの挑戦。そして先日の、VS 松山父・焼きうどんの件など、彼の中で少し変化が見えてきているのも事実です。
後はズル賢さと要領を間違えないように。
そして、早く大きくなって下さい。


ウチは良く誤解されますが、決して大きい選手ばかりではありません。
こういった選手がウチの強みでもあり、今のチーム力になっているます。

やったモン勝ち。

なあ、ヤマユウ。