http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140416-00010004-fullcount-base

「教育のプロ」と「野球のプロ」との融合。

今の高校生は、本当に羨ましいです・・・。
昨年のウチの卒業生の中にも、元プロの投手コーチに付いていただき、日々指導を受けている者もいます。有り難い限りです。
昔は「自分で考え、いわゆる我流でどないかした」
そういった経験をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?ちなみに、私もその一人です(笑)
高校野球独特の悪しき習慣。意味のない精神論を野球の指導に持ち込み、選手の成長を止めることが無くなればと願います。
個人的に、次は坊主頭を無くして欲しいなあ・・・。

しかし忘れてはいけないことがあります。
高校野球とは、「プロ野球選手養成機関」ではなく、
「学校教育の一環」ということ。
社会に出るための人格形成において、高校時代はその礎となる大切な3年間です。
野球選手の前に、一人の高校生として、どう大きく成長できるかが重要です。
「野球の世界の常識」は、世の中には通じません。
意外とこの部分に気付かない子が多く、そのまま大学生・大人になり、社会に出て苦労するという話を度々耳にします。
私学は経営がありますから、甲子園、甲子園というのも仕方ありません。
しかし、勝つことの結果だけでなく、「クラブ活動」を通じて、人間を育てていくことも忘れて欲しくありません。

人が人を育てる=教育のプロ
元プロ野球選手が将来の野球選手を育てる=野球のプロ

どちらか一方に偏ってはいけません。
この2つのバランスが重要ですよね。
うまく融合できることが、ベスト。


人を預かること・・・
人を預けるとは・・・

私も初心を忘れず、ブレず、日々取り組みたいと思います。