昨日はオープン戦。
この土日は雨が降らなくて、本当に助かった・・・。

昨日のゲーム合間の練習時の話。
2年生である光景を目にしたので、今日はそれに基づいて書きたいと思います。

8月に備え、「体力」がテーマ。
試合の合間、2年生がトスの振りこみをしていた際のこと。
「マメ潰れて皮めくれました・・・」
何でこの数でそんなことなんの?これが正直な感想です。
極端な数をやってもいないし、いきなり始めたわけでもない。
8月に向け徐々に上げていこうという段階だからです。
終了の際のミーティングでも話しましたが、私の考えであればそんなことには絶対にならないし、起こりえん話です。
でも現実そうなった。
しかし、彼らも準備をしてきていないワケではない。
実際に試合でも少し結果は出ているし。だからそこで満足のラインを引くのだろう。

「それなりにやっている」

ということ。
そう、彼らなりに・・・。

感覚の違いである。


私の役目は、長所を伸ばし短所を減らすことです。
ただし、君達に直接携わることが出来る期間は決まっているのが現実。
たった3年。
期間内にどう成長させることが出来るか。

まず各選手の分析。各選手の数年後をイメージする。
どこ(年代・ポジション・特徴等)で勝負をさせるかを決めていかないといけません。
キッカケを与え、技術指導、モノにさせる機会を設ける、理解度を確かめる。
1つクリアすれば、次の段階へ進み、また同じ繰り返しが始まる。
このサイクルが増えるほど、良い選手へ近付いていっているということです。
可能性を追い求めるなかで、ポジションを変更したり、新しくチャレンジさせることもします。
また技術的な問題を克服するために、違うポジションに取り組む期間もあります。

あくまで、こちらの意図はこちらの勝手です。
分かってくれというのは筋違いである。
もちろん、強要や強制をするツモリもありません。

ただ、
「絶対モノにして上手くなる」
「夢を憧れにしない。現実に叶えるために。」
この意志を自分の中で、いつ、どう感じて持つかが大切です。

親に野球をやらせていただいているという立場。
好きなことをやらせてもらえるほど、幸せな事はありません。

だったら、「トコトンやろうぜ!」
そう思います。

決められた期間の日々を大切に使って欲しいと思います・・・。

「これで良い」というラインはありません。
もっともっと上へ進もう。


また一人、大きな可能性を持った投手が出てきました。
これまで時間は掛かりましたが、
捕手で取り組んだモノを出す時がきた。
週末、彼とゆっくり話をしよう。