センパイとは


先輩になるということは、何も楽なことはありません。
学年の名称が一つ上がるだけで、偉くも何もない。
むしろ、これまでと比べ、より自覚が必要になってくると思います。
恥ずかしい姿を絶対に見せることはできません・・・。

見ていないようで、感じないようで、分かってないようで、
下級生(1年生)はちゃんと見てますし、感じとっていますし、分かっています。
今彼らは、一日でも早く多くのことを吸収しようとしているから。


練習中のアドバイスや理論講義、様々な指示、積極的に下級生と会話する機会を多く設けるようにしています。

ちゃんと後輩達へ伝えることができていますか?

手抜きや雑な対応をしていませんか?

これはコミュニケーションを図る狙いもありますが、
実はお互いが上手くなる要因になります。上級生も自分達の成長の一つに繋がります。
まず自分自身がプレー・基礎知識・役割などを理解をしていないと相手へは伝えることは出来ません。また、相手に対し自分の考えや伝えたい事を的確に伝えるには、言葉の種類を考え、相手の様子(理解度)をその場で判断せねばなりません。
これは試合の時の「雰囲気を創る」ことと同じです。
そして言った限りには、実際に下級生へ魅せてやる必要があります。
試合においても、最後にキメることが出来る選手であるかが大切です。

上級生として、尊敬や憧れ、信頼感を持ってもらえるようなセンパイになって下さい。
下級生として、面倒をみてもらっているということは、時間を割いてくれているということです。
言われたことや教えてもらったことは、なるべく1回で理解出来るように。
そして、同じ内容を言わせないよう、心掛けて話を聞きましょう。


5日以降も、数名が入部してくれている状況が続いています。
「1年生」と「今日からきた選手」は若干違います。
ただ見るだけでなく、細やかな配慮が大切です・・・。
その辺りを踏まえて、週末のキャンプに入っていきましょう。