引退ではない。
高校野球の真剣勝負が一段落したに過ぎない。

この先、彼にとっての野球は楽しいとか面白いとか、
そういう楽間的なものでは無くなる。

いつか彼に伝えようと思っていたが、その必要はありません。

その辺りを言わさなくなったこと。
何も言わず、バットを提げてグラウンドにやってくる姿に、
自覚と強い信念を感じます。

せやねん。

このままでは終われんねん・・・

あんなモンじゃない。

味わった泥沼も経験。

あくまでただの通過点に過ぎません。

君の野球人生の勝負はここからです・・・。


実家(グラウンド)に戻ってきた時は、
何も言わず、周囲もはしゃがず、
彼に過ごしやすい雰囲気を創ってあげたい。
本来のありのままの彼で、伸び伸びと過ごさせてやりたいと思います。

そんな私の想いを察してか、
良い雰囲気を創ってくれ、協力してくれている選手達に感謝です。

ありがとう。