初年度卒業生の青柳選手が紅白戦に出場した模様です。
結果は3打数1安打。
順調な滑り出しではないでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000061-spnannex-base


紅白戦前夜、
「明日の紅白戦に出していただけます。とりあえず振ってきます(笑)」
と連絡をくれました。


本音としては、2週間後の視察予定を早めて、
すぐにチケットを段取りして沖縄へ行きたかったところですが・・・。
しかし今の私の最優先事項は、「見守ること」と「気づかせること」
ストップウオッチとブザー係、フルスイングの番人が、
日々の責務です(笑)


昨夏の大阪大会が終わったころから、自主練習時や激励会、自主トレ出発までの期間において、
会うたびに日を追うごとに、「本来の彼の姿」に戻っていくのがわかりました。

躍動している姿や、顔つきが、あの頃の「野球小僧」に戻っています。
あの頃とは、当時使用していたグラウンドで、
日々楽しくボールを追いかけ、木バットでフルスイングし、ただただHRを追い求めていた日々です。

懐かしいです・・・。


高校での苦しんだ3年間がありました。
これが彼を大きく成長させた最大の要因です。
「気ままBOY」が「粘り続ける」ことを身につけました。
多くのことを経験させていただき、教えていただいたことが積み重なり、
ここまで辿り着いたと私は思います。
初球のフルスイングが、全てです。

色んなことが繋がりだし、
本来の懐かしい姿を取り戻してきました。

でも今後、このまま順調に行くことはありえません。
何回も壁に当たり、その度に乗り越えねばなりません。
しっかりと「粘って」先へ進んでいって欲しいです。


中学時代、彼は泉大津市から、
毎回、1時間自転車を漕いで練習に来ていました。
起きるのも自分。昼ごはんも自分。野球に関しての用意・準備するのも自分。

「野球が楽しい・面白い」 「野球をするのは自分」

この根本的な部分と、
一見小さなたわいもないことのようですが、
この当たり前の日々の積み重ねが、
将来の大きな飛躍へつながる。

今回、また彼に勉強させていただきました・・・。