月曜日に鶴主矢(理大附)、立城(滋賀学園)
水曜日に風童(箕島)がそれぞれ1回戦を迎えました。

初めにエイコンスタジアムに。
オーダー発表の際、「2番レフト 井上」のコールにとても驚かされました。
無事、大役を果たしてくれて良かったです・・・。
立城の4番、風童の抜擢はある程度事前に予想できていたことなので、結果の方が気になりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000076-dal-base

※「空気の読め無さと実戦での強さを買って起用した」と指揮官の狙い通り、逆転の口火を切った。

箕島の監督さんからいただいたこの言葉、
「最高の褒め言葉」と思っております。

中学時代にウチの選手は全国大会というくくりの大会には出場する機会はありません。
無所属で活動していますので当然です。
勝つべきことを目的に無理をさせたり、陽の目を浴びない子をつくりたくない、教えるべきことを減らしてまで、
7回野球の1団体の全国大会に出場するすることは必要ない。
上のカテゴリー(高校)への繋がりで考えると、中学時代の公の実績はさほど重要でないと私は今は判断しています。
それよりも、「場面においての勝負強さ」や「野球の流れを覚える」、「年間通してのパフォーマンス向上」「全員上へ行かせる」といったことに注力しています。
高校野球の1発勝負のすごさや醍醐味は、
中学時代にいくら大舞台を踏んだところで、全く別のものです・・・。
大学やその先へ進んでいった際に、
中学時代の実績などほとんど関係ありません。

だから中学時代に「勝ち続けること」や「指導者へのアピール」をすることに重きをおいていません。
そんなものは要らないとすら思っています。
「他人の評価」を気によりも、自分自身と向き合い計画を立てて日々成長することの方が、
必ず先で活きてくると思っています。
「どういう状態なのか」ということに、日々目を配っています。
ピークを迎えるのが早すぎてはいけません・・・。

したがって、チーム内の競争が熾烈である学校や、日々の結果が重要視される学校、大所帯の学校では、時には「物足りなさ」を感じられることもあるかもしれません。

よろしくない結果や覇気の無さを指摘された話を耳にした際は、
本当にどちらが正しいのだろうか、正直時々、悩み考えることもあります・・・。

しかし、こうして活躍してくれている姿を見せてくれていることが、何よりの自信となり励みになります。

ありがとう。

みんな自信を持ってやってくれればと思います。
ただ、「自分の勝手な枠」を作ることはいけません。
幅広い視野と柔軟な考えをもって、
「何をすべきか」「応えかた」をしっかりと考え、
日々取り組んで欲しいと思います。

日曜日からは、大阪組が始まります。

来週は全国各地でまた盛り上がることでしょう・・・。