2期生・主将の話題。

「5番 センター」
中学時代とは違ったタイプの選手へと成長してくれているようで、
とても嬉しいです。

しかし試合に出たことよりも嬉しかったことがありました。

新チームになり順調に活躍との話を聞き安堵していましたが、
ここ一番を前に、よもやの肉離れ。
やがて痛み止めも効かない状態に・・・。
きっと本来のプレーはできず、何とか立ち続けたという感じがします・・・。

試合に敗れ、センバツはなくなりました。
しかし、
「試合に負けて自分に勝った」
私はそう思います。それで充分です・・・。
中学時代、技術的には申し分なかったです。
しかし足りなかった唯一の部分を今回克服した彼を、
初めて褒めてあげたいと思います。

重度の怪我の時は休むべき。
もちろん、正しいことです。
無理をすべきでないことは誰にでも理解できることです。
周囲が強制させることはいけません。
ただ、自分の中で「勝負を賭ける時」というものを、
アスリートとしての直感で感じる時が絶対あります。
彼の中で、それが「今回」だったのでしょう・・・。
正しいとか、間違っているとか、そういうのでなく、
「後々自分が後悔しないこと」が最優先事項だと思います。

また来シーズン(春・夏)活躍できるよう、
ゆっくり休んで治してください。
お疲れさまでした。