新2年生がウチへ来て1年が経ちました。

技術や体力はもちろんですが、大きく成長を感じる今日この頃です。
それは、「グラウンドに立っている雰囲気」
プレーもコツコツ徐々に良くなってきているが、
試合補助のスムーズさや練習準備の早さなど、調子に左右されない部分での成長が著しいです。
それが成長の証です。
春季休暇練習のグラウンドでの取り組みや、
練習の雰囲気が大きく変わってきました。

主審や塁審の審判で例えると、
・大きな声を出す
・集中力の持続
・一瞬の判断

ボールボーイやBSOで例えると、
・流れを切らない
・テンポの良さ
・動き出しの早さ

練習準備に例えると、
・予測
・振り分け
・実行

など、実はプレーにつながる要素がたくさんあります。


君たちは一見派手さがないように見えますが、とても良いセンスを持っています。
だからこそ、能力(フィジカル)だけに頼らない安定した試合運びができる可能性が高いです。
Nコーチが昨日話していたように、
「これまでとは違う強いチームになれるわ」
この言葉の通りだと私も思っています。
しかし、それを上手くやるには、何倍も難しい。
1点取るのに、歴代の大型チームは2手で済む。
君たちは4手を必要とするから。

4手を成功させるには、視野の広さが必要です。
視野の広さは気付けるか気付けないか。
気付く前に「感じること」
これがとても大切です・・・。

君たちがやろうとする野球において必須の条件。
それはまず、普通の選手は気付かないような小さなことを感じること。
その気付いた小さいことを徹底すること。
これらの積み重ねや粘り強さが結果に直結してきます・・・。

ホームベースの砂を掃くことや、塁ベースのスライディング跡を平に直す。
審判をしていても必ず感じることができます。

練習や試合だけでなく様々な角度から、成長へ繋がる道をアプローチしたいと思います。