「殻をやぶる」

良くスポーツの中で使われている言葉です。


殻をやぶるために選手は努力する
殻をやぶるためのキッカケを模索し指導にあたる
やぶることができれば選手は上達し成長します。

でも今の時代は違います。
殻をやぶるための方法を考え実行する前に、
殻をかぶっている「理由」と殻を構成している「成分(殻が創られた工程と環境)」
を探らないといけません。
成分がより多くのモノで構成されているから・・・。

理由がわかれば、やぶる方法は沢山あります。
やぶるための的確なアドバイスが可能となります。
逆に言えば、それは指導者の資格を問われる部分だと思います。

しかし、殻の成分によってはやぶることは難しくなります。
本人以外によって殻が創られているとすれば・・・
そこに踏み込むことは困難です。
指導に携わる中で、踏み込んではいけないラインとも言えます。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170507-00005430-besttimes-base

子どもが変わったのでなく、大人が変わった
日々実感しています・・・。


6日所用で練習を抜けて3年生と出かけることとなり、帰り道田舎のローカル線を1時間ほど乗る機会がありました。
これまでの経験と傾向を踏まえ、じっくりと考えることができました。

素が伸びる → 理解ができるから行動を起こすので変化が速い

素でないと伸びない → まず話が聞けないので理解できず何も変化しない

では、素を創っていくのは何なのだろう・・・
素になれない理由は何なのだろう・・・


この他愛もない人形。
この人形がキッカケとなっていきました。
別に人形でなく他の何でもよかったのです。

しかし、変われたのは、「素直」であるから

素直の元になっているのは・・・