今朝、HRボールが事務所に届きました。

鶴主矢からです。

やっとここまできた・・・正直、めちゃくちゃ嬉しいです・・・。

鶴主矢のエピソードに関しては、間違いなくどのOBよりも1番多くあるに違いありません(笑)1〜3期生はわかる話だと思います。
だからこそ、喜びも感動も多きいものとなります・・・。
高3夏大会や大学リーグ戦、節目で彼の活躍を目にする度に、様々な想いが巡ります・・・。

彼は早熟タイプではなく晩成タイプ。18歳〜上昇していくタイプです。
中2で150cm半ば→高校入学時は160cm→現在170cm後半、その数字が示しています。体重も80kgを越えてきました。


中学・高校においては圧倒的に早熟選手が好まれる風潮です。
それは早い段階で試合において結果が出やすいから。(この部分が野球界の問題点です)
しかし、大学生になると早熟も晩成もなく同じ条件が整います。バットが「木バット」になると、高校までの状況とは全く違うものとなります。早熟も晩成も関係なくなる状況となります。

〇早熟選手においては
・今だけでの結果で満足してはいけない。上積みや伸びしろがあるかが大切
・18歳以降で並ばれたとき、どう変化するか
・小学校〜高校の各局面で優遇されてきた過去の実績やしょうもないプライドを捨てることができるか

〇晩成選手においては
・身体の差が最も大きい中学時代に何を積み重ねていくか
・「いつか大きくなる」には違いないが、淡い期待感だけでなく確実な基礎を創る努力ができるか
・つまらないと感じるときもある不遇の時代を辛抱できるかどうか

両タイプとも一長一短です。
結局は「20歳前後でどれくらいの選手になっているのか」
ここが一番重要となってきます。

選手本人はどちらのタイプを選ぶことはできません。生まれついてくるものなので。
となると、どちらのタイプにも的確な指導やフォローを行っていく環境が大切で、どちらの選手にも「自分」を受け入れさせて、理解し取り組ませることが大事になってきます。


中2から2200日積み重ねてきた鶴主矢。
そんな鶴主矢を応援し支え続けてきたご両親。
大学でも通用する土台を創っていただいた高校時代の指導者の方々。
みんなで打った1本だと思います・・・。

まだまだここから上がっていく段階なので満足せず、どんどん上を目指して挑戦してほしいと思います・・・。
OB皆で切磋琢磨してください。