平成30年度新入生の体験練習会を行いました。

少子化・野球人口減少の中、多くの方々に参加いただき本当に有り難い限りです。
ありがとうございました。

体験練習会の目的、それはもちろん小学6年生に当クラブを知っていただき、入部していただくこと。

しかし、目的はそれだけではありません。次の2つがあります。

・一人でも多くの子どもたちに硬式野球の楽しさを感じてほしい
→コーチングスタッフ・運営スタッフ・部員、みんな精一杯やってくれたおかげで、沢山の笑顔を見ることができました。
ただ、初対面の子どもたちなので実際はどう感じてくれているのかは正直分かりません・・・。
一人でも多く中学校で硬式野球をしてほしいと願います。

・全部員が小学生・引率された方々に対してどのような応対・行動ができるか。
→これは今回90点をあげたいと思います。
3年生は全体の雰囲気や流れ、小学生たちの表情を察しながら、言動を選び使い分けていました。コミュニケーション能力や適応の早さが見えました。この辺りが昨年から大きく成長したなあと感じました。
2年生は必要な場所へ必要な人員を的確に判断して行動ができていました。3年生のフォローをしながら、よくやってくれました。運営スタッフからは「今年が1番しっかりしていた」という報告を受けました。
1年生は今回が初めてですが、先輩たちを見て何かを感じ、指示待ちのいつもの甘えている姿ではありませんでした。何かを感じたこと、「自分だけではいけない」というのを知ったことが大きいです。


技術・体力・メンタルなど試合において大切なキーパーソンがありますが、最も大切なことは「相手を見て一手先を読み今の状況判断をすること」だと考えています。

客人に対してどのように接することができるか

あそこへ行ってよかった、楽しかったと思ってもらえるか

記憶に残る時間を提供できたか

これらの配慮や気配り、行動力がないとイチ中学生としてもいただけないし、当然野球の試合でもうまくやれるはずがないと考えています。
試合(野球)の中だけで身に付けれることは限られています。
日常生活の中で「習慣として」身に付けていくことや器を広げていくことが重要です。

体験練習会は年に数回しか行いませんが、
1年間の成長を見受けられる貴重な日でもあります。
みんな、何年か前にあの時代があったはず・・・
当時を思い出して今の様子を見ると、成長した度合いが見えてきます。
今回改めて、感じました・・・。



今回、参加してくれた子どもたちへ


練習や試合のあと、疲れているのに参加してくれて、ありがとうございました。とても楽しかったです。
限られた短い時間の中でも、もっとたくさん教えたいことや伝えてあげたいことがあるのですが・・・ 君たちをずっと教えてくれている指導者の方々がいらっしゃるので、今回もワンポイントのみにさせていただきました。
また、一緒に野球ができることを、スタッフ一同楽しみにしております。