今の時代背景において、スポーツ界でも様々な議論が交わされています。

タイブレーク方式採用
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180112-00000069-dal-base

過密日程
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000009-jct-ent

燃え尽き症候群
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20180112-00010000-victory-spo&s=create_time&o=desc&p=1


昔の方式であっても今の方式であっても、
厳格であろうがゆとりであろうが、
「プレイヤー・ファースト」
これは絶対に間違えてはいけない。

・無駄ばかりの昔
→選手への競技生命のリスクはあるが、生きていくうえで必要な要素を学ぶことができる。
・効率的に指導を行う現代
→選手を守る認識が高まり選手をドロップアウトさせにくい良い面がある一方、守られ過ぎて競技スポーツならではの核に触れないまま過ごすこともある。


どちらも一長一短。


プロ野球では30本塁打を打つ選手が減りました。メジャー挑戦する野手は昭和世代以降、極端に減少しました。
一方、大谷選手のような才能あふれる選手も出現しました。

左か右か
白か黒か

どちらかの意見が正しいのではない。
朝まで討論してもその答えはでないであろう・・・。

だからこそ、大切なことは
「ひとりひとり」
の将来を考えること。


競技生活において

高校野球で終える者・・・未練を残させず真っ白になるまでやらせてやるべき
大学野球で終える者・・・野球を通じて、社会性を学ばせること
野球を職にする者・・・野球界の宝であり、持って生まれた才能を絶対に潰してはいけない

人間みんな違うのです

生まれながらの能力、家庭環境、歩んだ教育課程によって、十人十色になります。
どのタイプの子どもなのか、どこまでの可能性があるのか、どこにピークを持って行ってやるのか。
ひとりひとりによって大きく異なります・・・。

だから育成に右か左か、白か黒、はありません。

いずれにしても共通は、
「強く生きていける人間の育成」

ひとりひとりを見極める能力や責務が、
指導者の果たすべき責任ではないのでしょうか・・・。

何でも今の時代の世論に流され、都合が良いことや体裁だけでモノ申すことは、とても危ない兆候だと思います。

なぜならそれは結果として、大人のエゴや欲を果たすものに過ぎないから・・・。
子どもたちが利用されることがあってはいけません。


昔は昔で良い一面があるし、今は今で良い一面がる。


皆様は、どうお考えでしょうか?