例え結果が毎度同じであろうが、「成果」が見える選手はいつか必ず結果が出ます。
成果は日々の取り組み方の積み重ねです。
そんな選手はみんなに好まれます。仲間にもその姿は伝わり失敗を受け入れてくれ助けようと協力してくれます。

♯3はまさしくそんな選手。
デビュー戦はパスボール11個。それから今日が4戦目、今日はパスボール0個。
まだまだ投手を操れず、周りをみる余裕もないのは致し方ありません。今日も大量失点していました(笑)
しかし、今自分が一生懸命出来ること、取り組んできたことができていました。
彼は平日練習時、1年生のみんなと自転車で来ています。
しかしデビュー戦のあと、いつもより早めの時間にひとりでグラウンドに来て、黙々とカーブマシンと向き合っていました。
誰に言われるのでもなく・・・。
そんな日々の積み重ねが今日の0個に繋がったのではないでしょうか・・・。


major全選手が今、自分の立ち位置や置かれている状況から、みんな結果を求めて必死にやっているのは伝わっていますし、理解しています。

でも自分の結果だけではいけない

baseballは個人競技でありチーム競技、チーム競技であり個人競技だから。

試合という言葉の意味は、「試し合い」
何を相手さんと試し合いをするのか。
それは日々の成果です。

自分を試し合いするまでには、個人でできることを日々積み重ねる。
それは自分への責任でもあり、仲間へ対しての礼儀でもあります。

その段階を経て試合へ参加することができます。

例え結果が出るまでに時間が掛かろうが、成果がある者は私は起用し続けます。

諦めたり萎えたりしない限り、いつの日か結果は出ます。
しかし成果は出さないといけない。
それはチームメイトへ参加させてもらう最低限のルール。

選手たちも今年になり昨年よりも手応えを感じていると思います。
ここから次の段階へ行くには・・・
ひとりひとりが、そのあたりを大事して、試合に臨んでくれれば、もっと楽に試合運びができるようになってきます。