GW時期の恒例、忠岡ボーイズさん(3・2年生)とのオープン戦を行いました。

学校が同じ選手、小学校時代にチームメイトだった選手が多い理由からか、
昨年同様に通常の試合とは違った雰囲気が今年もありました(笑)

試合は打撃戦あり投手戦ありで・・・
4試合ともにとても面白く楽しかった1日となりました。
能力が高く勝負強い選手たちへ真っ向勝負を挑む。
出た結果から学ぶこと、今の自分の状況を感じたことが沢山あったことだと思います。


この日、初めて1年生を全員ベンチに入りさせました。
自分たちが試合を行う前に、
まずは審判さんへのお茶出しからBSOカウンター・電光掲示板PC入力、スコアラー、グラウンド整備などの試合運営。
また、出場選手への用具準備のサポートを覚えて素早く行動に移せなければなりません。
意味合いを知り実行できなければ、当クラブでは試合に出場することはできません。
それは大人たちにお膳立てしてもらう中でしか、小学校時代は試合をしていないからです・・・

小学校野球と中学校野球の違いを、1年生は経験したことだと思います。

4試合目には積極的に参加し、声の質が変わってきました。
それが収穫です。


やるべきことをやっている選手、アピールしている選手、理解し実行できている選手には、
♯5のように、どんどんチャンスを与えていきます。
56名全選手、出場する機会・チャンスは「公平であるが平等はありません」
この場所は学校の部活動ではなく、クラブチーム活動であるからです。
1年生は、その意味を良く考え、GW休暇後の練習に参加してください。


競技スポーツを行っている以上、常に「競争原理」そうあるべきだと考えています。
特に年々感じることは、幼い頃から与えてもらいすぎていて何も考えない行動することができない子どもがが増えていることです。
大勢の中で自分ができることを全うする。
そして自分の居場所や活躍する場所は与えられるものではなく、自分自身で努力して構築していくもの。
将来、社会において活躍していくための要素・礎を野球を通じ経験させていきたいとも考えています。
野球を教えること同様、それらは我々大人の使命であるとも言えます。
子どもたちが望んでいないのに、先に大人の勝手な都合やお節介で無難な答えを与えて、「転ばないように」してしまっている・・・
その結果が子どもたちを勘違いさせています。
子どもは失敗を繰り返して成長します。

悪いのは今の子どもたちでなく、「今の大人たち」です。
失礼申しますが、保護者の方々にもそれらは一番理解し賛同いただきたいクラブ方針になります。