連日報道されるアメフト問題。

相撲やレスリングの時と全く同様である。
関係ない部外者が騒ぎ過ぎであると同時に、主犯各が隠れたり逃げたりしたとしても、特定の人々を「叩き過ぎ」である。
他に大切なことを報道して欲しいと日々感じます・・・。

今回の学校の利益追求方針、指導者と選手間のトラブル。
これは、アメフト界だけに限ったことではありません。

日本のスポーツ界(アマチュア)のシステムの問題であると思います。

ガバナンスをとることができる機関が早急に必要・・・。
各学校や各部活動で独自裁量による運営や指導方針が主流だからこそ、こういった問題が起きる。
これは中学の硬式野球も同じ。
例えば、いくつも乱立存在する「○○JAPAN」や大会過密日程、野球サイトやSNSなどで選手を勘違いさせる掲載、おおよそプレイヤーファーストではない競技環境・・・。
選手たちの将来に好影響はありません。
当クラブが連盟に加盟にせず、独立方式でのクラブ運営を選択している要因であります。

また、教育とスポーツをごちゃ混ぜに混同するのもナンセンス。
なぜ、今もスポーツの世界に教育を持ち込むのだろうか・・・。

もうそんな時代ではない。

teaching と coaching は別の話。
だから、それぞれに担当すれば良い話なのだが…。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000595-san-life


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000146-dal-spo

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000002-spnannex-spo
私の学生時代、「ハマる」に似た、「ツボる」という言葉があったことを思い出します・・・。
私もツボった経験が何度かありました。
その経験をしたことが今、活きているのか、活きていないのか・・・。


今の時代の選手たちは、、昔のような、

『追い込まれる』
『逃げることができない』
『とことん詰められる』

といった経験は皆無に近い。
将来社会においても、そういった場面に出くわすことは、ほぼ無いだろう・・・。
だから、昔の常識や価値観を植え付ける必要はありません。

また、自らの可能性を不本意に無理矢理引き上げられることを今の選手や保護者は望んではいません。
それが正しいのか、間違っているのかどうかは別の問題です。
各選手や各家庭から求められていることを競技を通じ、指導していくことが「コーチング」

自発的になれる環境

意志を主張できる雰囲気

欧米がすべて正しいとは思わないが、日本よりもはるか進んでいることは事実。
システムに習い、組織改革が行われることはとても素晴らしいことです。

しかし日本にも、「面倒見の良さ」など指導の中で日本独自の良いこともある。
世知辛い現代では、それらが急速に失われていっているような気がします・・・。
今の時代の移り変わりが結果として、将来どのような影響がでるかは分かりませんが。

選手の質が変わっていること 
社会の質が変わっていること

受け入れなければなりません。

まずは指導者の割り切り(意識改革)

そこから、スタートですね…。