便利な時代になり、全国各地の甲子園予選が観れるようになりました。

今年は特に動画中継が多く、勉強のため時間がある限り全国各地の予選を観るようにしております。

全国的にみて今年顕著に目立つことがある・・・

それは、

「投球前における打者の捕手位置確認のチラ見」
「2塁ランナーから打者への球種伝達」

本日、クラブ卒業生の試合を観に行った際にも、3回からそれを確認しました。
序盤から終盤まで、行われていました・・・。

本当にいつになってもその行為は止むことがない、
特に今年は第100回の記念大会の影響からか、そのシーンを数多く確認しています。

我々中学生のカテゴリーでもそれは度々目にしますし、
ひどい所では、2塁審判(保護者)から打者へと伝達行為を行っていることもあります・・・。


とても哀しく残念なことです・・・


きれいごとを言っていたら、勝負には勝てない。
そう厳しい意見をいただくかもしれませんが、


みんな、

「一度きりの高校野球」

大半の選手は、高校野球で競技スポーツを終えます。
だからこそ、正々堂々と真っ向勝負を挑ませてあげて欲しい・・・
持てる全力を出し、後悔が残らないように・・・


そう強く願います。


大人が自己保身や己の都合、利益優先のために、
学生(アマチュア野球)を、「違うモノ」へ進めている気がならないと同時に、
子どもたちの財産や経験からの成長、野球の醍醐味の邪魔をしている気がしてなりません・・・。

大人は価値(勝ち)を間違えてはいけない。

それが大人の責任なのではないのでしょうか・・・